インテル・スマート・レスポンス・テクノロジー その①
intel RST(インテル・ラピット・ストレージ・テクノロジー)のキャッシュ機能の1つで、
簡単に言うと...
システムファイルをSSDにインストールしてしまうと、大容量のストレージが必要となりますが、大容量のHDDにシステムフィルをインストールしつつ、HDD⇔メモリのキャッシュメモリーとしてSSDを利用することで、システムメモリの約2倍程度のSSDがあれば、システム全体をSSDにインストールすることなく、SSD並の高速化が可能になり、大容量のHDDの利点も生かせるということになります。
まさに、画期的テクノロジーなわけですが設定には、いくつか条件が有ります。
- マザー・ボードにインテルZ68/Z77/H77/Q77 Expressのチップセットが、搭載されていなければなりません。
- CPUがインテルCOREプロセッサー(LGA 1155パッケージ)であること。
- SATAモードをRAIDモードに設定変更する必要があります。
- intel_RSTドライバー v10.5以降のインストールが必要です。
- 1台または複数台のHDDで構成された単一のRAIDボリューム。
- 容量18.6GB以上のSSDが必要。
- OSがWindows Vista(32bit or 64bit)、Windows 7(32bit or 64bit)
では、上記の条件の元で、設定に取り掛かりましょう。
今回使用したPCの構成は
CPU...インテルCORE i7-3820
マザーボード...P9X79 PRO(ASUSTek)
システムメモリ...CMZ16GBx4(64GB)
SSD...128GB(ADATA)
HDD...1.0TB(WD)
GB...GeForce GTX680(GIGABYTE)
以上です。(続きはその②で...)